自然について

あなたが自然そのものとなった時、何があってもどんな存在であっても、

大丈夫なんだと、確信するでしょう。

自然 (じねん)とは

自然 (じねん) とは、日本では森羅万象すべてを意味する言葉でした。ところが明治になって、西洋の Nature という言葉が入ってきた時、自然がその意味として当てられ、本来の意味が変わってしまいました。
西洋の Nature が意味するところは人間と対峙して存在する自然を指します。それは人間が征服すべき対象ともなりうるものです。

近代化の100年

明治になって、日本も西洋諸国を追う形で、近代化の道を歩み出しました。それから100年。最後の大戦で、焼け野原になり、すべてを失ったかのように思えたこの国は、見事に復興し、産業面ではあらゆる分野で抜きん出た国となりました。

しかし、そこに暮らす人はどうなったでしょう?年間100万人以上のうつ病患者を生み、3万人以上の自殺者が出る国が、住みやすい場所と言えるでしょうか?人はやがて、自分が自然として存在していることを忘れてしまいました。今の日本で暮らす人は、みんな目をつぶって生きている、そんな気がします。

本来の自分に還る道

自然道は、本来の自分に還る道です。何も特別な存在になる必要はないのです。自分が自然の一部であると思い出すだけでいいんです。そして自分がどんな人間であっても大丈夫だ、と思えることが、一番大事なことなのです。そのことを知るためのヒントは森羅万象の中、そして自分自身の内側にあります。

五感を磨く

森羅万象は、絶えず変化しています。それは自分自身の内奥と繋がっていて、その内奥は、何も変化していないのです。森羅万象の一部である自らの肉体は、常に変化しています。その肉体を無視して生きることは目をつぶって生きているに等しいことです。まず自らの肉体を知ることが、大事なことです。そしてその肉体ができることを知る。五感を磨き、食べること、眠ること、呼吸すること、まぐわうことなどを知り、自分が自然の一部であると知ることができます。その道はやがて内奥への旅へと続き、あなたは自然そのものになります。

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